中古車競売の成約率がリーマン・ショック以来、約10年ぶりの低水準に落ち込みました。4月の成約率は前年同月比10ポイント以上低い40%台半ばにとどまったようです。新型コロナウイルスの影響でアフリカ・アジア向けの中古車輸出が減少、輸出業者が買いを手控えているためだ。国内販売も外出自粛による来店者の減少で4カ月ぶりの前年割れとなりました。

日本中古自動車販売協会連合会(JU中販連、東京・渋谷)がまとめた4月の業者向け中古車オークションの成約率は、前年同月比11.5ポイント低下し45.9%。リーマン・ショック後の2009年12月の45.2%以来の低水準。中古車競売最大手USSの成約率も同12.3ポイント低い46.9%と、08年12月の43.3%以来の低水準。

成約率が低下したのは、オークション取引の4割を占める輸出業者の買いが鈍っているため。新型コロナによる都市封鎖(ロックダウン)や港湾機能停止でアフリカ・アジア向けの輸出が振るわない。

国内需要の減少も響く。中古車店「ガリバー」を運営する中古車販売大手IDOMの4月の販売台数は、0.2%減の1万7895台。4カ月ぶりに前年を下回った。新型コロナによる外出自粛で来店者数が減っているようです。

平均価格も大幅に下落。JU中販連の4月の平均落札価格は、前年同月比20.6%下落し1台20万3000円。2カ月連続で前年を下回りました。USSの4月の成約単価も同8.3%下がり56万5000円でした。

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