自損事故を起こした際に、車両保険を使用して修理するかというのは大きな問題となる部分ですよね。もちろん、使用しての修理のほうが一時的には支払う金額が少なくなりますが、保険料のことを考えると一概に保険を使用すべきという答えを出すことはできません。
一体どの程度の修理費用から、車両保険を使用するべきなのでしょうか。以下では、自損事故時に保険を使用する目安について考えてみたいと思います。
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車両保険の仕組み
実は、車両保険には各個人のプラン以外にランクなどの特別なシステムがあります。まずは車両保険の仕組みに関してみていきましょう。
加入者のランクを示す「等級」とは
車両保険には「等級」というランクが存在しており、この数字によって加入者の保険料が決められることとなります。1〜20までの等級に分かれており、数字が上がれば上がるほど保険料の割引率が高くなっていくのが一般的。通常の契約だと、6〜7等級から始まります。
無事故のまま1年が経過する毎に、等級が1つ上がり割引率もそれに伴い高くなってくので“無事故でいられるか”が非常に大切になってくるのです。
一方で、事故を起こし保険を使用して修理を行なうと一気に「3等級」ランクが下がってしまいます。(例:15等級の方は12等級)これにより、保険料の負担は大きくなってしまうでしょう。
「事故あり等級」と「事故なし等級」
また同じ等級だとしても、「事故あり等級」と「事故なし等級」に分けられている点もおさえなければなりません。例えば、6等級から始まった方が無事故を続けて12等級になるのと、15等級の方が事故を起こして12等級に下がるのとでは前者のほうが保険料の割引率が高くなるのです。「無事故の方を手厚く保証する」これも当然といえば当然のことかもしれません。
保険を使用した場合の保険料を考える
自損事故を起こした際の保険使用は、「修理にかかる費用」と「翌年以降支払わなくてはならない保険料」を比較してどちらがお得かを考えなければなりません。
免責金額も考慮の1つ
また、免責金額も考慮にいれるべきポイントでしょう。免責金額とは、ユーザーが事故にあった際自己負担しなくてはならない金額のことです。以下では、保険金額20万円・免責金額5万円の保険のユーザー負担額を例で紹介します。
実損額2万円
修理費用が2万円だった場合、免責額の5万円を超えていないため保険会社から支払われる保険金はありません。ユーザーが1万円をそのまま自己負担することとなります。
実損額10万円
修理費用10万円の場合、免責額の5万円を超えた5万が保険会社から支払われます。ユーザーが負担する金額は5万円ということになります。
実損額25万円
修理費用25万円の場合、免責額の5万円を超えていますが最大保障の20万円も越していますよね。こういった場合は、20万円が支払われ残りの5万円が自己負担となります
現在の保険料とよく年以降の保険料を比較
ご自身の免責額を把握したら、次に翌年以降の保険料金を比較してみましょう。
以下の保険料は、あくまで一例です。 現在の保険料が10等級で30,000円だった場合、年間の総額は「360,000円」。無事故で1等級上がった場合の11等級の保険料が29,000円だった場合翌年の年間保険料総額は「348,000円」になるとしましょう。
一方で、事故で保険を使用してしまった場合3等級下がって40,000円になった場合、年間保険料総額は「480,000円」です。
1年でも10万円以上の差が生まれる
上記のような保険料で考えると、保険を使用すれば1年間で「132,000円」という金額を余分に支払うことになります。このケースで考えると、“自分で支払う金額が132,000円を超えたら保険を使用すべき”と言えるかもしれません。
ただし、これは1年間で考えたときです。上記でも説明したように、元の等級に戻るまでは3年(丸々4年間)の歳月がかかります。もし保険を使用していなければ、この4年間も保険料金はどんどん値下がりしていたはずですよね。そう考えると、「132,000円」が基準というのは難しくなってきます。
自分の生活を考えると…
ただし、上記の基準はあくまで「数字だけ」を見た場合です。各個人の生活状態によっては、数字だけのメリットをみて保険使用を考えるべきではありません。例えば100,000円の修理金額がどうしても捻出できないのであれば、その方にとって保険の使用こそが正しい選択となるでしょう。
長期的な損得、現在の経済状況を含めて各個人が最善な選択をするのが、保険の最も正しい使用用途だといえるのではないでしょうか。
修理せずに新しい車を買うという選択肢も
また、故障状況と車の使用年数・走行距離によっては修理を行わず新しい車を購入するという選択肢を選んでも良いかもしれません。
フレームを破損すると多額な修理費用がかかる
ドアのキズやバンパーのヘコみといった、“パーツの破損”であればそこまで高額な費用がかかることはないかもしれません。しかし、破損部位によっては100万円以上の修理代金を取られることも考えられるのです。代表的な部位が、車のフレーム。フレームは、車が安全に走行するための“屋台骨”のような部分です。安易な交換はできませんし、修復にもそれなりの費用がかかってきます。
車のフレーム部分
・フレーム(サイドメンバー)
・クロスメンバー
・インサイドパネル
・ピラー
・ダッシュパネル
・ルーフパネル
・フロア
・トランクフロア
・ラジエータコアサポート
エンジン故障も高額になる可能性が
また、エンジンの故障もフレームと同じく高額な修理費用が予想されます。エンジンが故障した場合は、まるごと交換してしまうのが主流。もしも新品のエンジンを購入して、設置すると作業工賃・パーツ費用合わせて500,000円以上はかかってしまうでしょう。また、外車などの珍しいパーツを使用している車であれば、それ以上の費用負担が予想されます。
車の寿命を考えて新車も検討してみるべき
新車購入を検討するのであれば、現在の車が「修復して後どれくらい乗れるのか」を1つのポイントとして考える必要があります。現在の走行距離はどれくらいか、使用年数はどれくらいか、車検は後何年残っているかなどまずは故障していない前提でどれくらい乗れるのかを自分の中で考えてみてください。
そして、故障にかかる費用と使用年数が見合ったものなのかを検討してみましょう。500,000円以上の修理費用がかかった車を後2〜3年しか乗れないのであれば、「多少多めにお金を出しても10年乗れる車を購入する」という選択をしてもおかしくはありません。
廃車にして原材料として買い取ってもらう
もしも修理しない場合、中古市場で金額がつくことはないでしょう。事故車専門の買取サイトもありますが、修理をしていない車に関しては良くても「無料引き取り」になる程度です。少しでも新車購入の足しにしたいのであれば、廃車工場に依頼して“原材料”の形で買い取ってもらうのが良いかもしれません。
廃車工場は、車の見た目や年式などは関係なくパーツ単体や鉄などの素材として車を判断します。事故にあった車であっても、使用できる部分を見繕ってお金を出してくれるでしょう。
廃車工場を選ぶ際の基準
廃車工場を選ぶ基準は「許認可」があるかどうかです。もし許認可のない工場に依頼してし待った場合、その工場は最終的に他の「許認可あり工場」に廃車を頼むためのその分中間のマージンが発生してしまいます。
マージンがある分だけ、ユーザーが手元に入る買取金額が少なくなってしまうのです。高く売りたいのであれば、許認可のある廃車工場へ依頼してみてはいかがでしょう。
まとめ
以上のように、自損事故を起こした際に保険を使って修理すべき金額の基準は“個人によって違う”というしか言いようがありません。上記の例では、1年あたりにかかる保険料金を元に損をする金額を算出しましたが、4年という長いスパンで考えれば基準はさらに高くなってきます。
ただ、現在の経済状況が芳しくない方にとっては「4年後の保険料よりも今回の修理代金」のほうが大切になるでしょう。個人によってその判断基準は変わってくるのです。
車両保険は、ユーザーが安心して車に乗れるように作られたものです。安全運転で事故を起こさないのが最も良いですが、事故を起こした際に自分が最も助かる選択をしてください。損得だけを考えていると、逆に身動きが取れなくなってしまいますよ!
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