自動車保険はたくさんあって選び方がわからない！

自動車保険を選ぶときの基準は、人によって異なります。「できるだけ安い保険にしたい」という人もいれば、「多少高くても、サービスが充実しているものを選びたい」という人もいるでしょう。まずは、どのような自動車保険を選ぶと良いかを、保険選びの基準ごとに見ていきましょう。

■とにかく安くしたい！というときは…？
車は便利なものですが、維持費がかかって大変ですよね。税金、車検、消耗品の交換など、毎年かなりのお金がかかるので、任意保険の保険料はなるべく費用を抑えたいもの。私個人的には、「補償が充実していると安心なのはわかるけれど、自動車保険は掛け捨てなので、そこにお金をかけすぎるのはなんだかもったいない。自動車保険はできるだけ安いものを選びたい」と思っています。それで、以前からダイレクト型の自動車保険が気になっていました。
ダイレクト型の自動車保険は、最近テレビCMなどでもよく耳にするようになりましたね。調べてみたところ、ダイレクト型の自動車保険は、保険代理店を経由せずに契約できる分、手数料がかからなくなるため、保険料が安くなりやすいということがわかりました。ダイレクト型は、補償選びやインターネットによる手続きなどを全部自分で行わなければならないため、手間はかかりそうですが、「できるだけ安くしたい」と思う人には良さそうですね。

■面倒なことが苦手な人におすすめなのは？
ダイレクト型の自動車保険は、費用安くできる反面、手続きなどが面倒そう。「面倒な手続きは苦手。詳しい人に任せたい」「自分にどんな補償が合っているのか、プロの意見を聞きたい」という人もいるはずです。そんな人は、対面型（代理店）の自動車保険の方が合っています。代理店で相談すれば、補償選びのプロが自分に合った自動車保険を提案してくれますし、手続きもすべて任せることができて楽チンです。

■安心を最も重視するのなら？
事故にあったとき、どのように対応してもらえるのかも保険選びのポイントになります。事故の際、現場まですぐに駆けつけてくれる保険会社もあれば、電話のみでの対応のものもあります。もし事故を起こしてしまったら、どのような対応をすれば良いかわかりませんし、1人では不安ですよね。安心を重視するのであれば、事故のときの対応はぜひチェックしたいですね。
自動車保険の補償のうち、「対人賠償保険」や「対物賠償保険」などの内容は、ほとんどの保険会社が共通しています。ですが、ロードサービスの内容は異なる場合もあるのだそう。
ロードサービスというのは、ドライブ中にトラブルが起こったときに受けられるサービスのことです。例えば、事故のときに無料でレッカーをお願いできる距離の制限は、保険会社によって違うよう。保険選びに迷ったときは、ロードサービスの内容が充実しているものを選ぶと良いのではないでしょうか。

■みんなはどうしてるの？一般的な補償内容とは？
他の人たちが自動車保険でどのような補償を選んでいるのかを知る機会は少ないので、自分の選んだ補償が適正なのか判断するのはなかなか難しいものです。では、一般的な補償内容とはどのようなものでしょうか？
調べてみたところ、「対人賠償保険」と「対物賠償保険」の補償金額は無制限、「人身傷害補償」は3000万円というのが一般的なようです。私の現在の自動車保険の内容もチェックしましたが、同内容の補償が含まれていました。

■車両保険って必要？
自動車保険の補償内容を選ぶ際に悩むのが、「車両保険をつけるかどうか」ということ。車両保険とは、自分自身の車の損害を補償するものです。車の修理や買い替えはとてもお金がかかるので、車両保険に入っているとたしかに安心。ですが、車両保険をつけると保険料はグッと上がってしまいます。車両保険って本当に必要なのでしょうか？

調べてみると、車両保険は、つけた方が良い場合とつけなくて良い場合があるということがわかりました。例えば、以下のときは車両保険をつけた方が良いそうです。
・新車のとき
・高級車のとき
・ローンの支払いが残っているとき
反対に、中古車の場合や登録から8年以上経った車の場合は、車両保険はつけないことが一般的なようです。「車が古くなってきたけれど、補償内容を見直していない」というときは、車両保険を見直してみると良さそうですね。

自動車保険はたくさんあるので、選ぶのはなかなか難しいものです。保険選びに困ったら、まずは、自分が何を重視するのか、保険選びの基準を考えてみてはいかがでしょうか。ぜひ、今回ご紹介した保険の選び方を参考に、自分の車の乗り方に合った保険を見つけてみてくださいね。